先生の練習風景
こんにちは。
東急田園都市線の青葉台駅から徒歩15分の横浜市青葉区榎が丘にある「あやのピアノ音楽教室」ピアノ講師の中村あやのです。
今日は先生の練習風景についてお話しします。
私は普段ピアニストとしても活動しています。
そのためいくつか本番を抱えていて、絶対練習しなくてはならない曲が数えてみたら111曲!
(数えてみてビックリ‼️ひとつの本番につき16曲ぐらいあるからそうなるか!)
それ以外に自分の勉強のために弾く曲、レッスンで生徒のために弾く曲、楽しみのために弾く曲を入れたら、数えきれない。。
しかも、私は2児の母でもあるので全部自分の時間で自由な時に好きなだけ練習、というわけにもいきません。
どうやって練習時間を作り出して、練習しているかというと、
まず、環境の問題で家では朝10時から19時までしか音を出すことができません。
朝の家事や育児をできるだけ10時までに終わらせて、ピアノに向かいます。
指慣らしのハノンや時短チェルニーをして、曲の練習に入ります。
音が出せる時間に限りがあるので、まだ頭も耳も疲れていない始めには、響きや音色を考えたいものを練習します。
全部の曲を通しては弾けない(111曲全部弾いていたら多分1日じゃ足らない)ので、気になる箇所や練習したいところを取り出してさらいます。
音量やペダル、タッチなんかをよくよく練習します。
歌や楽器の伴奏だったら、ソロパートを歌ったり、弾き歌いしたりします。
耳や頭が疲れたら休憩しつつ、できるところまで練習します。
家事に戻った時も、いつもではないけれど頭の中で楽譜や音を想像したり、音源を聴いたりする時もあります。
で、譜読みはいつも家事育児を終えて、夜サイレントピアノでやります。
本当は生音で譜読みもしたいけれど、時間が惜しくてどうしても夜になってしまいます。
譜読みは、まず全体を見て、それから指遣いを決めます。
指遣いはとっても大事で、よく保育科の学生に言っていたのですが、時短で譜読みをするためには運指(指遣い)をしっかり決めると早いし、結果暗譜で(譜面を見なくても)弾けるようになります。
譜読みしたものは翌日練習のプログラムに入れられる、というサイクルになっています。
毎日これが先生の練習風景です。