生徒それぞれ個性が分かれる譜読みのやり方
こんにちは。
東急東横線の青葉台駅から徒歩15分の横浜市青葉区榎が丘にある「あやのピアノ音楽教室」ピアノ講師の中村あやのです。
今日のテーマは譜読みのやり方についてです。
譜読みをする時、みなさんはどんな心境ですか?
新しい知らない曲にワクワク?めんどくさいなぁ、大変、難しい?
譜読みをする時はどんな曲でもまず、全体を俯瞰して眺めてみて欲しいです。
細かい音符がたくさんで真っ黒い譜面なのか、音型が波のような譜面なのか、長い曲なのか、スタッカートやスラーなど模様がいっぱいあるのか、絵や図形を見るように見てみて欲しいです。
すると大抵何かしら見えてきます。うまくいけば規則性も探せるかもしれません。
1人の生徒は「むずかしい。わからない」が口癖の女の子。
でも少しずつ質問してみます。
「何拍子?」-「4分の4拍子」
「初めの音は?」-「ド」
「同じ音はどこに出てくる?」-「こことここ」
「この4小節と全く同じが最後に出てくるけど、違うのは何?」-「fとp が違う!」
などなど。
楽譜をよく見ていくと、謎が解けるように音楽が見えます。
一見難しそうでも、「分かる!」が増えると弾いてどんな音楽か知りたい!に変わります。
もう1人は、年中の女の子。
ピアノが大好きで、文字を読むより前に楽譜を読んでいたので、譜読みもまさに絵を見るように読みます。
なので譜読みもいきなり両手!
一音一音読むのではなくではなく、音のつながりで感覚的に弾いていきます。
弾いた後に「こういう曲なんだ~」と自分でびっくりしてます笑
アプローチの仕方はさまざま。
譜読みは自分に合ったやり方で楽しみながらやりたいですね。
それでも自分で読み解いた音楽はそれだけで愛おしいものです。