ピアノレッスンの組み立て
こんにちは。
東急田園都市線の青葉台駅から徒歩15分の横浜市青葉区榎が丘の「あやのピアノ音楽教室」ピアノ講師の中村あやのです。
今日は、レッスンの中身を少しご紹介します。
ピアノレッスンといっても、ただ30分間ずっと弾く訳ではありません。
ピアノを弾くためには、
いい姿勢で(これ意外と大事です。ドイツで見直したことの一つですし、独学だとどうしても自分で気付けなかったりします)
指をそれぞれ動かし、左右で違うことをしなければなりません。足も使わなければいけない時もあります。
そのために右手と左手のエクササイズをしたり、指にはそれぞれ番号が付いているので、番号を覚えたり動かしたりします。指は全部長さが違うので弱いところを鍛えたりします。
同時に楽譜を読んでいきます。
ピアノは88鍵も鍵盤があり、楽譜にはどの音を鳴らすか書いてあります。
音だけでなく、リズムや速さ、長さ、大きさ、ニュアンス、ペダルなどなど多くの情報が書き込まれているので、それを解読できるように少しずつ勉強していきます。
楽譜を解読して、どうしたら書き込まれていることが実現できるか、弾いてみます。
弾いた音を自分で聴いて、まずは楽しみます。
ピアノを弾くことは、指先の幸せ、出た音の幸せ、楽譜が分かった幸せ、誰かと共有できる幸せ等、幸せがいっぱい♡
まずは幸せを噛み締めて、それからもっとよくするにはどうしたらいいか、考えます。(ゴールがないのも音楽の醍醐味)
その場でできることはチャレンジして、その時だけでは難しいことは練習を宿題にして(コツコツ落ち着いて練習したらできちゃうことが多い)、根本的な問題(リズム感がない、譜読みが不得意等)は個別に訓練していきます。
具体的には、年中さん〜小学校低学年のレッスンは、主に3つの教材を併用しています。
・弾き方や体の使い方と読譜をトレーニングするバーナムやハノン等
・楽譜の理解と音楽表現を学んでいくオルガンピアノやぴあのどりーむ等
・音符を書いたり読んだり、音楽に必要な知識を身につけるワーク
そして個別にリズムの本や初見、歌の本などを使っています。
個別の教材は教室にある本を使って、苦手を克服したり強化したいものを取り組んでいるはずが、生徒さんはこの時間をとても楽しんでいて
「今日はリズムやりたーい!」「歌いたいから歌の本やって~」とそれぞれの個性で感性をどんどん伸ばしています。