練習って必須?

こんにちは。

東急田園都市線 青葉台駅から徒歩15分の横浜市青葉区榎が丘の『あやのピアノ音楽教室』のピアノ講師、中村あやのです。

今日の話は、ズバリ「練習って必須?」です。

結論から言ってしまうと、「早く上達するには必須!」です。

かく言う私、小さい頃から最近まで練習できない人でした。

どういうことかと言うと、

 

・習い始め‥練習という概念がなかった(親からも先生からも練習しなさいと言われたことがあまりなかった)

・小学校高学年‥どう練習すればいいのか分からなかった(先生が変わり、練習しなさいと言われたが何をすればいいのか分からなかった)

・中学生‥練習のやり方は分かったが、習慣になってなかったので練習を苦痛に感じて続かない(やらなきゃとは思っているが自ら練習に向かえないので毎回レッスンの中で必死にやる)

・高校生〜大学生‥練習ができるということは一種の才能で、自分には練習の才能がないと諦めモード(練習しようと思っても続かない)

・大学院・ドイツ留学・現在‥やりたい曲、出したい音のために練習しないと弾けない、弾けるように練習したいと強く思い練習するようになる(自由に練習時間がとれないからこそ、必死に時間を見つけて練習するようになる)

 

という具合に、私自身が練習出来ない子供でした。

なので自分の生徒に「練習しなさい!」とは口が裂けても言えません。汗

ただ、私は毎週あったレッスンの時にはすごく集中して、特に中学生になってからは譜読みも大変なものになっていったので、必死でレッスンを受けていた記憶があります。そこで初見を鍛えられたとも思います。

ですが、やはりもっと小さい時から練習出来ていたら、とよく思います。

大きくなってあんなに譜読みで苦労しなかっただろうな、もっと沢山の曲が弾けていただろうな、本番でミスしたりしなかっただろうな、ピアノともっと仲良くなれただろうな、などなど。

自分のことを振り返って、今生徒さんにお伝えしたいのは、

ピアノの練習はとても大事。練習したらどんどん上手くなるし、楽しめるようになります。

そして練習は、歯磨きと同じように習慣にして(学校に行く前に、ご飯の前に、お風呂入ったら等)やってみてほしいです。

私も習慣にしていけばいいと気づいた時から、練習が苦痛じゃなくなりました。

気分が乗る日もあれば乗らない日もあります。

でも歯磨きしないとなんか気持ち悪い、と思うのと一緒で、いつものルーティンが崩れるとなんか違和感あるなぁみたいになってもらえたら最高です。

保護者の方の声掛けも「ピアノの練習しなさい!」ではなく、「ご飯できるよ~その前に一回聴かせて~」等ルーティンが楽しくなる声掛けをお願いします。

実際「聴かせて」と言われると子供はとても嬉しいですし、いったんピアノの前に座って楽譜を開いたら、練習メニューはもうそこにあります。その子に合った宿題を出していますし、弾き始めたら楽しくなるようにレッスンしていますので、まずはピアノの前に座ることが大事です。

そして実際、自分で練習してきた生徒は「こんなに弾けるようになったよ」と自信いっぱい楽しそうにレッスンを受けています。より音楽的なことをレッスンしていけるので、上達のスピードがとても早くなります。

練習は習慣にして、とことん楽しめるようにしていきたいですね。

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