オンラインレッスンってどんなもの?②
こんにちは。
東急田園都市線 青葉台駅から徒歩15分の横浜市青葉区榎が丘の『あやのピアノ音楽教室』のピアノ講師、中村あやのです。
今日は前回に引き続き、オンラインレッスンについてお話しします。
当教室で定期的にオンラインレッスンを受けられているシンガポール在住の生徒さん。
日本の音大の声楽科を出られて、ご結婚されシンガポールに行かれて、そこでピアノの先生をされています。
ご自身の教室の発表会での講師演奏に先立ち、当教室のレッスンを受け始めました。
もともととてもよくピアノが弾ける方で、ショパンのバラード1番のジャズアレンジを含んだ楽曲をレッスンしています。
ご自身も先生なのになぜ?と思われる方がいるかもしれませんが、音楽にはゴールがないので先生だって常に勉強、レッスン、練習が必要です。
オンラインレッスンの場合、基本的はご自宅の普段自分が練習している環境と変わらないはずですが、「聴衆がいる、自分の音・音楽を真剣に聴いている人がいる」と感じるだけで、練習の時には使わなかった色々な神経が研ぎ澄まされます。
肝心の音質もFaceTimeの場合、音量はもちろんニュアンス等含めほぼクリアに感じることができます。
技術的なことだけでなく、息遣いや打鍵や脱力、出したい音色や持っていきたい音楽の方向について、曲の構成や解釈について、直近のレッスンではアプライトピアノでグランドピアノの効果を想像する、または音色を引き出すにはどうしたら良いか、ということを話し合いました。
また、発表会での講師演奏というものは、本番を迎える生徒さんのことや雑務に追われるので、なかなか自分の演奏だけに集中できる環境にないというのが実情なので、いかに当日までに手の内に入れておくか、というピーキングも必要です。
オンラインレッスンでそれらをじっくりお話しながらレッスンしています。
時差も1時間なのでそこまでタイムラグもなく、レッスンも1時間あっという間ですが、毎回充実した時間を共有させていただいています。